松井秀喜
松井秀喜(打者)語録11件
「努力できることが才能である」
注釈:父親の教え
「骨折してバットを振れない時期、ファンの皆さんから頂いた手紙やメールが、どれほど僕の励みになったか分かりません。言葉には大きな力があることを、痛感しました」
「日本海のような広く深い心と 白山(はくさん)のような強く動じない心 僕の原点はここにあります」
注釈:石川県の「松井秀樹ベースボールミュージアム」に掲げた言葉。『広く深い心』と『強く動じない心』すなわち『不動心』を持った人間でいつもありたいという意味
「僕はプロ野球選手として、多くの人に勇気や希望を与えたいと願っています。悩み苦しんでいる人が、僕のプレーを見て勇気を持ってくれれば、これほど幸せなことはありません。選手にとっては、プレーこそがファンの方へのメッセージです。プレー以上のメッセージはありません」
「僕は、生きる力とは、成功を続ける力ではなく、失敗や困難を乗り越える力だと考えます」
「一度のミスも、スランプもない野球選手など、絶対にいません。プロ野球選手として成功してきた人々は、才能だけではなく、失敗を乗り越える力があるのだと思います」
「小さい頃から、時代劇や大河ドラマはあまり見なかったほうですが、歴史の本を読むのは大好きでした」
「歴史上の人物で好きなのは真言密教を広めた弘法大師こと空海です」
「空海から学んだことは、『人生は常に修行』ということです。彼は何をやるにしても周到な準備をして臨みます」
「宮本武蔵という人物にもとても興味があり、『五輪書』を解説した本を読みました」
「宮本武蔵から学んだことは、やはり何事においても周到な準備するということです」
【出典一覧】
『不動心』
『壁を打ち破る100%思考法』
【感想・論評・補足】
松井が歴史を好きで、空海と宮本武蔵のファンというのは意外である。また人の悪口、愚痴を言わないなど、人格者であることは日本人もアメリカ人も認めるところであろう。ただ一点だけ改めていただきたいことがある。時間にルーズ。『遅刻の王者』であるが、これだけはどうにかならないものであろうか(^.^)
経歴(プロフィール)
■松井秀喜(まつい・ひでき)
プロ野球選手。右投げ左打ちの外野手。1974年(昭和49年)石川県生まれ。星稜高校時代4度甲子園出場。93年にドラフト1位で読売ジャイアンツに入団。2002年、FA権を行使し、名門ニュヨーク・ヤンキースと契約し入団。その後、エンゼルス、アスレチックス、レイズなどを渡り歩き活躍