名言・語録・格言

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中野雅至

中野雅至 名言・語録9

(コメンテーター)

 

 

「コメンテーターの最大の使命は権力を批判することに加えて、多様な意見・見方を世間に示すことです」

 

 

「多様な意見・見方が許されることこそ、民主主義の基盤です。また、多様な意見・見方があるからこそ、世の中は進歩するのです」

 

 

「報道番組や情報番組に大きな影響力を与えているのは、MCやコメンテーターではなくスタッフであるというのが私の結論です」

 

 

「その意味では、テレビ番組はやはりスタッフのものだと私は思っています」

 

 

「官僚ほどゴマをする職業はありません。官僚というとエラそうにしている印象がありますが、何事も政治家や業界団体に納得してもらわなければ進まないという現実があって、卑屈なくらいにゴマをすります」

 

 

「官僚は心の中で『このバカ・・・・・』と思っているような政治家にも平気でゴマをすります」

 

 

「コメンテーターという職業にとって『何でも語れる』というのは最大の強みです」

 

 

「テレビの世界はサラリーマンの世界とは少々違います。結論から言えば、テレビでは『目立った者勝ち』です。少々強引でも、積極的に話したほうがトクだということです」

 

 

「共演者との人間関係と言っても、次の機会があるかどうかがわからない世界です。そういう世界では自分の生き残りを優先するのが先決ということでしょう」

 

 

出典『テレビコメンテーター』

 

 

【感想・論評・補足】

コメンテーターの役割とは何か、コメンテーターのギャラは幾らか、コメンテーターになるにはどうすればいいか、コメンテーターになった時のメリット、デミリット等を分かりやすく書いているのが中野の著書『テレビコメンテーター』である

 

 

経歴(プロフィール)

中野雅至(なかの・まさし)

日本のコメンテーター。労働官僚、行政学者。1964年、奈良県大和郡山市で生まれる。同志社大学英文科卒]1989年、大和郡山市職員。国家公務員採用I種試験(行政)に合格し、1990労働省入省。兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科教授を経て、神戸学院大学現代社会学部教授