清水信次 名言・語録8件
(ライフコーポレーション創業者)
「世界を相手に大きな商売をしてやろう。それが当時(子供の頃)の私の夢でした」
「商売というものは、多くの人に助けられて成り立つものだ」
「人との出会いや厚情に私は幾度助けてもらったか知れない。その情けや恩に報いるために、私は必死に働いた」
「いい出会いを待つのではなく、自分の足で相手に歩み寄り、そこでの出会いを『いい出会い』にすること。私が心がけてきたのは、そういうことでした」
「困難から逃げない」
「逃げるからあとでしんどくなり、先送りするから複雑になってしまう。加えるに、建て前ばかり臨むから、問題があらぬ方向にそれてしまうのです」
「戦時中のつらさを考えれば自分にできないことはないという腹の決め方、敵に後ろを見せれば負けるという勝負の鉄則。この二つを人生の指針に、私は眼前の問題から逃げず、先送りせず、その場その時において解決に臨みました。すると、問題は意外と簡単に解きほぐれるものだとわかったのです」
「自分の内から湧きあがり、躍動するような生命を謳歌する時期が青春とよばれるなら、私の青春は戦後の焼け野原からはじまりました。200円の給金とわずかな軍の支給品と、そして命以外何も捨てるものがない、それは文字どおり素っ裸の青春のはじまりでした」
【出典一覧】
『闘魂人生必勝の道』
『男の死に方 戦争で生き残ったものの責務』
【感想・論評・補足】
清水は戦後の焼け野原から、裸一貫でスタートして日本最大の食品スーパーマーケットチェーンを一代で築きあげた。どんな困難にも逃げない、この不撓不屈の精神を見習っていきたいものである
経歴(プロフィール)
■清水信次(しみず・のぶつぐ)
日本の実業家。株式会社ライフコーポレーション創業者。日本スーパーマーケット協会および国民生活産業・消費者団体連合会会長などを歴任。食品スーパーマーケット「ライフ」を興し、売上高4700億円という日本最大の食品スーパーマーケットチェーンを一代で築いた。1926年4月18日、三重県津市で生まれた