山田宏(政治家)名言・語録4件
「松下幸之助は、政経塾は人間を学び政治を学び、自ら体得する道場だと言う」
「松下幸之助塾長も、入ってきた塾生も、強烈な志を持っていた。政経塾の教育は志で成り立っているのだ」
「1983年の6月に結婚して政経塾の寮を離れ、東京の杉並区の2DKのアパートに移り住んだ。政経塾では、1期生の平浩介と2期生の下山純代との結婚が塾生の結婚第1号で、私が第2号だった」
「選挙活動に入って間もなく、私は資金の面で行き詰まってしまった。そのように苦しんでいるときに、松下幸之助から選挙資金を出してやってもいいとの話が舞い込んできた。タイミングよく選挙資金を貸してくれることになったのである。しかも無利子。私は500万円を貸してもらった」
注釈:山田は東京都議会議員に27歳で当選した
【感想・論評・補足】
松下政経塾出身者の選挙資金をパナソニック(旧松下電器)は一切出さないことになっており、選挙資金は自力で集めるのが大方針のはずだ。山田の著書『松下幸之助と政経塾』には松下幸之助が無利子で500万円を貸してくれたことが書かれている。松下幸之助が選挙の資金援助をしていたとは意外な事実である。借りた500万円は10年の返済の約束で、毎年50万円ずつ返済していったという。この4年後ぐらいに松下幸之助は亡くなってしまうが。山田宏は野田元総理(松下政経塾1期生)も信頼する政経塾のエースである。今後の活躍に期待したい
経歴(プロフィール)
■山田宏(やまだ・ひろし)
日本の政治家。松下政経塾(2期生)。参議院議員。衆議院議員。日本創新党党首。東京都杉並区長。東京都議会議員などを歴任。1958年1月8日、東京都八王子市で生まれる。本籍は山口県田布施町。京都大学法学部卒業