原昭彦
原昭彦 名言・語録6件
(成城石井社長)
「成城石井というお店は、成城のお客様に育てていただいたんです」
「成城は、都内屈指の高級住宅地です。時代の最先端を切り開いてこられた経営者や文化人も多い。早くから海外を経験されている方もたくさんいらっしゃいました」
「その意味では、特別なエリアだったんですね。そこで商売をするとは、どういうことか。世界でいいモノを見てこられた目の肥えた方々の視線に、常にさらされ続けたということです」
「ライバルはどこですか、という質問をよく受けるのですが、ライバルのお店はないんです。あるとすれば、お客様のトレンドであり、お客様のニーズです」
「世の中の変化のスピードは本当に速いんですね。だから小売業は、変化対応業だと思っています。このスピードにどんどん対応していくことができないと、難しい」
「しかも、小売業は天候やイベントなど、売上に関わる要素が多い。明日晴れたらどうしよう、寒くなるから何をするか、ひな祭りだからどうしよう。毎日自分たちが考えて、取り組みを進めていかないといけない。逆にいえば、自分たちの創意工夫がすべて活かされる仕事だと思っています」
出典『成城石井はなぜ安くないのに選ばれるのか?』上阪徹
【感想・論評・補足】
2010年、原は45歳の若さで成城石井の社長に就任。1990年に大学を卒業し、二店舗しかなかった時代に成城石井に入社。もともと実家が八百屋で商売に関心があったという。成城店まで自転車で15分ぐらいのところに住んでいて、子供のころから行っていたという。まさに『ミスター成城石井』である
経歴(プロフィール)
■原昭彦(はら・あきひこ)