平澤興
平澤興 名言・語録6件
(京都大学第16代総長)
「世の中は鏡のようなもので、多くは、こちらが笑えばむこうも笑い、こちらが怒ればむこうも怒るのである。どうせ泣いても笑っても生きていかねばならぬのだから、できれば、明るく楽しく生きたいものである」
「しかも、それはただ相手に求めるだけではなく、まず自分からそう努める方が近道であり、賢明である」
「心の鏡を明るく、平らなものにせねばならぬ」
「平らでない鏡で見ると、美しい顔も美しくは見えず、長くなったり短くなったり、でこぼこに見えたりする」
「われらを取り巻く美しい新緑も、そこには長い冬の準備があってこそのことで、無為にして突然現われたものではない」
「顔が裸であるということは、ある程度までわれわれは、心の中までさらけ出して生きているわけで、恐ろしいといえばまことに恐ろしい。できれば美しい表情をもちたいが、表情を美しくする秘訣は、何よりもまず心を美しくすることである」
【出典一覧】
『夢と人生』
『さあ、がんばろう』
【感想・論評・補足】
平澤興先生の専門は脳神経解剖学である。そして何よりも人望がある研究者であったという
経歴(プロフィール)
■平澤興(ひらさわ・こう)
【1900年~1989年】日本の医学者。専門は脳神経解剖学。京都大学第16代総長。1900年10月5日生まれ。新潟県出身