名言・語録・格言

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青山五郎

青山五郎 名言・語録13

(『洋服の青山』の創業者)

 

 

「人間が考えられることで不可能はない」

 

 

「皆と同じことをしていては、日本一になれない」

 

 

「常識的な考えをしていては、皆と同じになる」

 

 

「それまで、ほとんどの小売店は駅前や商店街など街の中心部にあった。しかし、当社が昭和49年に小売業では初めて東広島市に郊外店を開いて以来、買い物の場所が徐々に郊外に移っていった」

 

 

アメリカ西海岸のサンフランシスコのショッピングセンターを視察して、アメリカでは車社会がすでに定着していることを知り、日本でもその到来を予見し、その後の消費者調査も郊外店時代を裏付けていたのである」

 

 

「当社が郊外一号店を出した昭和49年、当時はまだ郊外店というものはなく、自動車のディーラーが郊外一号店を出したのは昭和51年。ファミリーレストランの一号店は昭和52年。『ユニー』が愛知県一宮市に郊外ショッピングセンター一号店を出したのが昭和53年だ」

 

 

「企業を成長させるには人の力以外にない」

 

 

「私は流通業は店長産業だと思っている。どれだけ優秀な店長を育てることができるか、ここに企業の成長や発展の鍵が隠されている」

 

 

「各店舗の浮沈みの80%までは店長に原因があるといっても過言ではない」

 

 

「紳士服専門店はなによりお客様への接客が大切で、セルフサービス的な売り方がお客様に喜ばれるようなことはありえない」

 

 

「商品を売るにはお客様の買い物行動を注意深く観察し、心理状態を見抜かなければならない」

 

 

「たとえば、お客様がハンガーに手をかけながらスーツを探しているとする。しかしじっくり観察していると、お客様にはかならず何ヵ所かで手をとめてじっくりながめる商品がある。どれを買うか迷っているわけだ。こうした動きをすばやくキャッチしながらお客様に近づき、お客様が手をとめた商品をハンガーから出して陳列する。そうしてお客様の好みを聞いたうえで商品の説明をすれば、ほとんど買ってくれるものだ」

 

 

「こうして、お客様がどのような心理状態にあるかを分析し、すかさず行動に移すことが、接客の心くばりなのである」

 

 

【出典】

『非常識の発想』

 

 

【感想・論評・補足】

駐車場を確保し郊外に店を出すモデルはファミレスが最初ではなく、実は『洋服の青山』が元祖であるのは意外に知られていない事実である

 

 

経歴(プロフィール)

■青山五郎(あおやま・ごろう)

1930年~2008年】日本の実業家。『洋服の青山』の名称で知られる紳士服チェーン大手、青山商事の創業者。広島県府中市出身