青井忠雄
青井忠雄 名言・語録10件
(丸井グループ2代目社長)
「どこよりも親切に」
「売り上げ日本一よりもサービス日本一を目指そう」
「当たり前のことを当たり前に、正攻法でコツコツと続けることがいちばん大切なことです」
「商売というものは面白いもので、ガメツイ人ほど儲からない。反対に淡々としている人ほど案外と儲ける」
「商人はお客さまの嫌がることは、たとえどんな小さなことでもしてはいけない」
「商売ではお客さまが先生、お客さまが教えてくださる。つまり『買わないという事実』で教えてくださる。売れないのはなにかが嫌われているわけです。商品がダメなのか、売り方が悪いのか、いずれにしても嫌われているものは売れない。毎日、答えが出るから弁解できない」
「売場はお客さまから見ると買場で、買いたくなるような売場がいい売場です。それを自分の都合ばかりを考えて売場をつくるから売れない売場になってしまう。いい売場かどうかは客観的な立場で見ればよく分かるはずです」
「売れるも売れないも、原因は店づくり、売場づくりにある。売る側は絶えず変化する商品の動きに注意していないといけない。いま売れている商品を徹底的に分析していくと売れるものはヤマほどある。私は次に売れる商品をつかむことについては絶対の自信を持っている」
「商売の基本は努力です。常に問題意識を持って真面目にやるということにつきるということでしょう。そして成功のコツは、第一に自分を知ること、第二に自分のお客を知ること、第三に謙虚になることです」
「小売業では販売力イコール集客力です。また集客力を論じる場合、ロケーション(立地、配置)抜きでは考えられない。つまり小売業は立地産業かつ装置産業で、立地のよい所に大型店を出すというのが基本です」
【出典】
『青井忠雄が語る「私の商いのやり方・考え方」』青野豊作
【感想・論評・補足】
青井忠雄は父親が経営する丸井に社長の息子と分からないように変名を使って入社している。39歳で社長に就任。30余年にわたってクレジット革新をリードしながら丸井グループの礎を築き上げた
経歴(プロフィール)
■青井忠雄(あおい・ただお)
日本の経営者。株式会社丸井グループ2代目社長。1933年3月、東京で生まれる。早稲田大学商学部卒業。丸井に入社。月賦をクレジットといいかえ駅の近くに店舗を展開。ヤング層を中心に売り上げをのばす。1972年に創業者・青井忠治の後を継いで、39歳で社長に就任。2005年、会長