一宮忠男
一宮忠男 名言・語録5件
(ヤマダ電機2代目社長)
「流通業の三大コストは、在庫管理費、人件費、販促費です」
「流通業でいちばん利益を出せるところは、売買差益ではなく、じつは在庫なんですね。在庫をきっちりコントロールできるかどうかで、利益は左右されるんです。それどころか、在庫はそれ一つで会社がつぶれるほどの影響力をもちますからね」
「われわれの商売は、商流、物流の二つの流れをうまく使わなければ成り立ちません。いかに低コストで、滞りなく商品を補充し、お客さまにご迷惑をかけずに運営していくか。これは、量販店にとって最大のノウハウなんです」
「物流においては、いつの時代も、最小のコストで、最大の効果を得ることが求められます。私は、費用、時間、正確性、安全性、環境の5つの条件について、つねに問題意識をもち、考え続けています」
「現場から送られてくるレポートに目を通すだけでは、問題点は浮かび上がってきません。現場の生の声に触れて一緒に知恵を出し合ってこそ、さらなる成長のヒントが得られるのです」
【出典】
『だからヤマダで買いたくなる』片山修
【感想・論評・補足】
一宮忠男は創業者の山田昇の甥にあたる
経歴(プロフィール)
■一宮忠男(いちみや・ただお)
日本の経営者。株式会社ヤマダ電機2代目社長。昭和30年8月13日生まれ。2008年6月、ヤマダ電機代表取締役社長 兼 代表執行役員COO。2013年6月、同社の代表取締役副社長 兼 代表執行役員COO