名言・語録・格言

このサイトは人類の叡智の結集である。 知りたい人の名言・語録があれば検索ボックスに人名を入れて下さい。名言・語録は391冊の本や社史、雑誌などから抽出したもので、出典元は最後に記しております。出典元のはっきりしない名言・語録は記載しておりません【302名 2456件の名言・語録を収録(2023年1月27日現在)】

鈴木茂晴

鈴木茂晴 名言・語録5件
大和証券グループ本社社長)
 

「証券会社にとって主幹事の地位ほど大事なものはない」
 
 

「株価が右肩上がりの時代は公募増資や転換社債ワラント債(新株引受権付社債)など新発ものは値上がりが見込めた」
 
 

「主幹事になれば、多くの株式や債券を引き受け、顧客に販売できる。引受手数料の収入も大きい。主幹事を守るのは使命だった」
 
 

「特に重要なのは公募増資だ。ここで引受比率が落ちようものなら、担当者は次の人事異動で確実にいなくなった」
 
 

「経営者が何か新しいことをやると決めたとき、実行する前の段階なら、とことん話し合い、反対意見にも耳を傾けるべきだ。だがひとたび決まったら、つべこべ言うべきではないし、聞く必要もない。経営者はブレずにただ実行あるのみだ。思えば社長時代、会長時代は、ひたすらこの積み重ねだった」
 
 

【出典】
私の履歴書日経新聞2020年1月)』
 
 

【感想・論評・補足】
大和証券には多くの絵画や陶器などの芸術品があるという。葛飾北斎からシャガール岡本太郎の「太陽の神話」、梅原龍三郎の「竹林の七賢」と呼ばれる屏風、岸田劉生の「麗子像」のうち「住吉詣」など。いったい誰が何の目的で購入したのだろうか
 

経歴(プロフィール)
鈴木茂晴(すずき・しげはる)
日本の経営者。大和証券グループ本社取締役兼代表執行役社長CEO。大和証券代表取締役社長。日本証券業協会会長。慶應義塾評議員。1947年4月17日、岡山県で生まれる。京都府京都市出身。京都府立洛東高等学校卒業。慶應義塾大学経済学部卒業