名言・語録・格言

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増田義雄

増田義雄 名言・語録3件
(摂津板紙の創業者)
 
 
 
「大切なのは現場だ」
 
 

「ロスはこぼれる利益である」
 
 

「ドライヤーの下で寝た者でなければ紙漉(す)きの気持は分からない」
 
 

【出典】
私の履歴書日経新聞2020年3月)』
 
 

【感想・論評・補足】
増田は当時業界では凄腕社長として一目を置かれた存在であった。摂津板紙(後のセッツ、1999年にレンゴーと合併)の創業者であり、増田を師と仰ぐ人に、レンゴーの社長を20年間務めた大坪清がいる。大坪は住友商事に入社すると、直ぐに摂津板紙への出向を命じられる。大坪は出向先の摂津板紙で増田に商いの基本を全て教わったという
 
 

経歴(プロフィール)
▇増田義雄は1896年(明治29年)5月24日生まれの実業家。摂津板紙(後のセッツ、1999年にレンゴーと合併)の創業者。紙製造業界の第一人者で、経済、産業、文化の振興に大きく貢献。20代半ばに古紙回収業で身を起こし、戦前は兵庫県明石市広島県呉市で製紙工場を経営。戦火でこれらの工場を失ったものの戦後、兵庫県尼崎市に摂津板紙を設立し、有数の板紙メーカーに育てあげた