名言・語録・格言

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藤田謙一

藤田謙一 名言・語録5件
(旧津軽藩出身の実業家)
 
 

「大志は努力によってのみ成る」
 
 

「何事も奮闘努力すれば必ず成るものである」
 
 

「我輩は嘘は大嫌いである」
 
 

「嘘を吐くほど卑しむべきことはなく、嘘ほど仕事の遂行を妨害し、混乱させるものはないと思っている」
 
 

「いつまでも、あると思ふな親と金。ないと思ふな運と災難」
 
 

【出典】
『藤田謙一』稲葉克夫
 
 

【感想・論評・補足】
藤田は旧津軽藩出身の実業家である。石油、ゴム、保険、毛織、ガス、鉄道、印刷、船舶、セメント、石炭など、ありとあらゆる事業を手がけ、日本商工会議所初代会頭を務めた。また、鈴木商店の番頭、金子直吉の腹心でもあった。最盛期には38ヶ所もの別荘を所有するなど、豪奢をきわめた。しかしながら、若者が面接に来た時に履歴書が3枚にわたっているのを見て、『今少し文字を小さく書けば2枚で間に合う。紙一枚といえども節約しなければならない』と諭すなど、極度の倹約家の一面もあった。また育英事業に力を入れるなど、教育にも熱心であった
 
 
 

経歴(プロフィール)
▇藤田謙一(ふじた・けんいち)
1873年~1946年】旧津軽藩出身の実業家。日本活動写真社長。帝国火災保険社長。 鈴木商店顧問。日本商工会議所初代会頭、貴族院議員を務めた。1873年明治6年)1月5日、青森県弘前市に、武将明石全登の末裔で津軽藩士だった父明石永吉の次男として生まれる。5歳のときに、親戚の藤田正三郎の養子に。東奥義塾から明治法律学校に進んだ