杉本博司の名言・語録5件
(現代美術作家)
「私は夢見がちな子供だった。そして今でもその夢見心地は続いている」
「アートとは、一人のうちに見える夢を、多くの人にも見えるようにする仕事だと思う」
「私の血は、何百世代、何千世代前の先祖の血と繋がっているはずだ、その先祖が見ていた海は、今私が見ている海と、おそらく大きくは変わっていないのではないのか」
「地上はどうだろう。人は文明を興し、森を切り、田畑を作り、都市までも作り上げてしまった。古代人の見た風景の痕跡はそこにはない」
「世界中の海を巡り、その『場』を撮影してみようと思った。先祖の魂に憑依(ひょうい)したいと思ったのだ」
【感想・論評・補足】
杉本は代表作の一つ『海景』に行き着くまでに、古代人が見たものと同じものを見たい。先祖の魂に憑依(ひょうい)したいという思いがあり多くの海を訪れていた。そういうことを踏まえて作品を見ると、より味わうことが出来るだろう
経歴(プロフィール)
■杉本博司(すぎもと・ひろし)
日本の現代美術作家。写真家。東京都台東区旧・御徒町出身。東京及びニューヨークを活動の拠点としている。作品は厳密なコンセプトと哲学に基づき作られている。1948年2月23日生まれ