名言・語録・格言

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グレゴリー・クラーク

グレゴリー・クラークの名言・語録3件
多摩大学名誉学長)

 

 


「派閥自体は日本の民主主義の大発明」

 

 


「選挙資金の規制ができさえすれば派閥自体は悪くない」

 

 


「派閥がないと、党本部が全部決める、つまり党本部のボスが全部決める。そうするとかなり独裁的になってしまう。日本の政治は民主的な面が多い。自民党が長く続くことができたのも派閥のおかげでしょう」

 

 

 

【出典】
『2010年霞ヶ関物語』二期出版社(1991年)松下政経塾魁の会(編)

 

 


【感想・論評・補足】
『派閥自体は日本の民主主義の大発明』。何とも斬新な指摘である。派閥は恐らく自然発生的に出現したのだろう。何かと派閥政治は批判の対象にされるが、『日本の民主主義の大発明』と指摘する著名な学者もいるのだから、派閥の研究というものが行われてもいいのではなかろうか

 

 


経歴(プロフィール)
■グレゴリー・クラーク
日本在住の外交官・学者、多摩大学名誉学長。上智大学経済学部教授。日本人論の論客。専門は比較文化、国際経済、国際政治。1936年5月19日、イギリスのケンブリッジで生まれる。幼児に一家でオーストラリアに移住。父親は産業分類で知られる著名な経済学者コーリン・クラーク。いとこにジェフリー・ヒントン(コンピュータ科学および認知心理学の研究者。ニューラルネットワークの研究で有名)