キュリー夫人
キュリー夫人 名言・語録2件
(物理学者・化学者)
「ピエール。もともと学問は、お金のためにするものじゃないわ。世の中のために役立つ、それだけが、私たちの願い」
「私の研究は、全て、ピエール・キュリーとともになされたものでございます。それゆえ、今日頂きます名誉もまた、彼の名をたたえるためと考えることが、賞をくださる方々の本当のお心だと信じます」
【出典】
【感想・論評・補足】
キュリー夫人の業績は、ノーベル賞の受賞によって、世界中に広がることになった。この輝かしい業績には彼女の多くの努力と知恵が注がれたが、キュリー夫人の凄さは謙虚さではなかろうか。偉大な発見は、人類の膨大な研究の積み重ねから生まれることを自覚し、また夫のピエールを立てることも忘れていない。また、娘のイレーヌもノーベル賞を受賞する。母親としても、教育者としても立派だったといえる
経歴(プロフィール)
■マリ・キュリー
【1867年~1934年】フランスの物理学者・化学者。一般的にキュリー夫人として有名である。ワルシャワ生まれ。ソルボンヌ大学卒。放射線の研究で、1903年のノーベル物理学賞、1911年のノーベル化学賞を受賞し、パリ大学初の女性教授職に就任した。女性初のノーベル賞受賞者であり、かつ2度受賞した最初の人物である。放射能 という用語は彼女の発案による