城山三郎
城山三郎 名言・語録8件
(作家)
「スランプは、新しい飛躍のための陣痛のようなものだ。陣痛がなければ、子供は生まれない」
「ひとりでは何もできぬ。しかし、ひとりが動かなければ何もできぬ」
「人生、不遇続きの中でもくじけることなく、何か心掛けてさえいれば、いつか、一直線に駆け抜ける日が来る」
「どんなに自由な時間が与えられても、やはり自分自身で、生活の中にけじめをつけないと、成り行きまかせで一日一日を過ごしていたら、老化は加速度的に早くなる」
「読書は、重い体験を瞬時に、すっぽり別世界へ運び入れてくれる。たちまち、いくつかの人生を追体験させてくれる。これほどすばらしい楽しみがあろうか」
「率直に言って、物を書くというのは、30年40年経ってもつらい仕事であることに変わりはない。気が重くなり、いやになる」
「とりわけ連載を書いている時期の他の仕事は、本来の仕事の流れを中断し、頭を洗い直して始めねばならない」
「また、そちらを書き終えて、本来の連載の仕事に戻ろうとしても、これが簡単にはスイッチ・オンしない」
【感想・論評・補足】
城山三郎の作品は恐らく、経営者、政治家の中で最も読まれている小説ではなかろうか
出典一覧
『挑戦』
『学・経・年・不問』
『サラリーマンの一生』
『無所属の時間で生きる』
経歴(プロフィール)
■城山三郎(しろやま・さぶろう)
【1927年~2007】日本の小説家。本名は、杉浦英一(すぎうら・えいいち)。経済小説の開拓者であり、伝記小説、歴史小説も多く著している。『総会屋錦城』で第40回直木賞。『落日燃ゆ』で吉川英治文学賞、毎日出版文化賞