池森賢二
池森賢二 名言・語録7件
(ファンケル創業者)
「私は事業も含め、世直しをしたいと考えてきた」
「経営者はいくら真剣に取り組んでも結果がすべて」
「インバウンドの盛り上がりや機能性表示食品制度の開始もV字回復を後押しした」
「17年3月期の業績もさらに伸びたので、次の社長に託すことにした。03年にダイエーから入った島田和幸さんだ」
「経営企画にいる頃から『できるやつがいる』と思い様子を見ていた。会計の知識も深く、仕事熱心。人柄も良く、歴代社長にも仕えた。17年に『社長と最高経営責任者(CEO)をやってほしい』と頼むと『池森さんが会長でいるなら、引き受けます』と承諾してくれた」
「島田社長になってから19年3月期まで大幅な増収増益が続いている。これで安心して任せられる」
「キリンホールディングスに一族の株式をすべて売り、ファンケルの将来の道筋を付けた」
【感想・論評・補足】
創業者にとって一番難しい判断は後継者の選定であろう。池森は失敗を繰り返したが、ダイエーから中途入社した島田和幸を6代目の社長に据えることで、ようやく安心出来る後継者が得られたようだ。2017年に社長に就任した島田は今のところ順調に業績を伸ばしている
【出典】
略歴
■池森賢二(いけもり・けんじ)
日本の実業家。株式会社ファンケル創業者。1937年生まれ。三重県出身。1959年小田原瓦斯株式会社に入社。1973年に退職。1980年に無添加化粧品事業を個人創業。翌年に株式会社ファンケルを設立し、代表取締役社長に就任