名言・語録・格言

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安積明子

安積明子の名言・語録10
(政治ジャーナリスト)

 


「実際に見た政治家の多くは、人間としてごく普通の人たちでした」

 


「『余人をもって替え難し』というような逸材には、めったにお目にかかれません」

 


「興味深いのは、一度や二度は議員バッジを付けることができても、それに相応し(ふさわ)しい人材でなければ、やがては消えていくということです」

 


「永田町とは面白いところで、けったいなものが跋扈(ばっこ)していても、いずれは『浄化』されていきます。そうした例は多々ありましたが、消えていかない人には何かがあるわけです」

 


フリーランスは身軽なため、どこにでも行けると同時に、ひとりでやることの限界があります。ですから普段から『できるだけ多く、できるだけ広く』をモットーに、聞いた話ひとつひとつが財産だと思って取材を重ねてきました。またその時にすぐに活字にできなくても、長いスパンでとらえることを心掛けてきました」

 


「日本では1日に2度、午前と午後に内閣官房長官が会見し、政府の見解や動向を発信することになっている。出席するのは内閣記者会加盟社の記者と、その他の記者数名。セキュリティが厳しい官邸ゆえに、入館できる人間が限られてしまうのはやむをえない」

 


フリーランスに記者会見が開放されるのは、毎週金曜日午後の『内閣官房長官会見』に限定されている」

 


官房長官会見がフリーランスにも認められるようになったのは民主党政権時の話で、自民党政権時には認められなかった。それが2012(平成24)年12月の政権交代以降も続いて開けられていたのは、官僚的な前例踏習主義にすぎない」

 


「記者会見に参加してみて実感したのは、記者のヒエラルキーの存在だ。頂点にいるのが大手メディアの番記者たち。首相会見などで最前席を陣取り、優先的に質問する。その次が大手メディアの記者たちで、首相会見などでは番記者たちの後ろに控える。それから外国メディアになり、専門紙の記者たちが続く。彼らは官房長官会見に参加するのに制限はないが、指名される順番は後になる。最後がフリーランスだ。首相会見ではめったに指名されず、様々なところで不利を強いられる」

 

 

官房長官は全ての情報を集約し、内閣官房機密費も自由に使えます」

 

 

【出典一覧】
野党共闘(泣)』
『“小池”にはまって、さあ大変』
『新聞・テレビではわからない、永田町のリアル』
『「記者会見」の現場で見た永田町の懲りない人々』

 


【感想・論評・補足】
フリーランス内閣官房長官会見に参加出来るのが、毎週金曜日の午後だけとは知らなかった。それも民主党政権時からで、それまので自民党政権ではフリーランスは参加が出来なかったという。民主党政権での唯一の成果が『高校授業料無償化』と言われるが、フリーランスにも官房長官会見参加の門戸を開いたことも成果といえよう

 


経歴(プロフィール)
■安積明子(あづみ・あきこ)
日本の政治ジャーナリスト。兵庫県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。参院議員の政策担当秘書として勤務の後にフリーに