松生睦
松生睦の名言・語録1件
(ケンコーマヨネーズ社長)
「部下の意見を素直に聞くように努めている。自分より年下の者から何かを指摘されたり、反対意見を言われたりすると、一瞬ムカッとくるが、そうした指摘こそ自分を高めてくれるものと考え、必ず手帳にメモをする。そして、それが生かせたと思えたとき、消していくようにしている」
【出典】
『成功への指針百ヵ条』PHP研究所研究本部(制作)
【感想・論評・補足】
トップに何よりも必要なのは松生のような謙虚さだろう。人の話に耳をかさなくなった時が『裸の王様』の始まりである。悪い情報がトップに入らなくなると組織が病におかされていても気づかない。病状が表に現われたときには手遅れであることが多い。経営者は心すべきである
経歴(プロフィール)
■松生睦(まついけ・むつみ)
日本の経営者。ケンコーマヨネーズ株式会社社長を歴任。1935年千葉県市川市で生まれる。1959年、東京水産大学製造学科を卒業後、キューピーに入社。10年間製造部門に従事。1970年工場次長の時、ケンコーマヨネーズ再建のため、同社専務として派遣され、同年11月社長に就任。柔道は講道館の5段