干場弓子
干場弓子の名言・語録11件
(ディスカヴァー・トゥエンティワン創業者)
「小さな習慣から大きな社会変革まで、行動を起こす本をわたしは目指してきた」
「夢中で得たことだけが、いつまでも消えない自分の力になる。知識になる。知恵になる」
『深く掘り下げることで、物事の本質に迫ることができる。物事の本質に迫ると、他の分野の本質と共振することができる』
「何かひとつでもいい、新しい視点、隠れていてこれまで気づかなかった視点を提出する本を出すことが、ディスカヴァーのこの世の中における存在意義だと思ってきた」
「編集者は、作家ではないが、作家以上に正しい日本語が書けないといけない。それは、少なくとも書籍編集者の最低条件だ」
「弊社は、出版社では珍しい営業の強さが特徴だ。出版業界の問屋、いわゆる取次を経由しない直取引だからだ」
「自分たちで毎月営業しないと、書店に本が並ばない。現在では、全国一万数千軒の書店さんのうち、おもに上位の5000軒と取引させていただいているが、基本、一軒一軒、取引をお願いして回った結果だ」
「編集者になることや、ましてや出版社の社長になることは、夢ではなかった。目標でもなかった」
「出版社も、創業のときから実務的には、ひとりで始めてきたわけだが、これとて、自分で起業したいと思って始めたわけではない」
「やってほしいと言ってくれ、当面必要なものを準備してくれる人がいたからだ。その人、伊藤守さんの語る『夢』に乗ってみたいと思ったのであって、自分から描いたビジョンではなかった」
「もちろん、始めたからには、ビジョンも少しずつ明確になり、ディスカヴァーが社会に存在する意義、つまり、ミッションも考えるようになった。いったん言語化されれば、それがわたし自身のミッションにもなっていったわけだが、しかし、最初の『動機』は『自立』だった」
【出典】
『楽しくなければ仕事じゃない』
【感想・論評・補足】
ディスカヴァー・トゥエンティワンはコミックと雑誌と学術書以外は、ひととおり出版しているが、中心はビジネス書や自己啓発書である。経営コンサルタントの小宮一慶氏の『ビジネスマンのための〇〇力養成講座』が人気である。
経歴(プロフィール)
■干場弓子(ほしば・ゆみこ)
日本の編集者、文筆家、実業家。ディスカヴァー・トゥエンティワン創業者。ビジネス書大賞実行委員長。日本書籍出版協会理事。旧姓は森。愛知県出身。1977年、お茶の水女子大学文教育学部卒業