名言・語録・格言

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播磨早苗

播磨早苗の名言・語録9
(フレックスコミュニケーション)

 


「『相手の鏡』となることがコーチの役割」

 


「『聴く』とは、ひとにとってもっとも大切なコミュニケーション・スキルです」

 


「聴くことは、同意ではありません。力を貸すことでもありません。同意や力を貸すことだと誤解しているとコーチとして聴けなくなります」

 


「プロコーチの『聴く』ということは、目の前の相手を理解しようとし、受け入れたサインを出すことです。それは、相槌を打つことや、相手の話の重要なことばを復唱するなど簡単なスキルでできることなのです」

 


コーチングのベースは『聴く』ことですが、コーチングの機動力となるのは、コーチの『質問』と言えます」

 


「質問されることでひとは考え、答えながら自分の中の思いがけない情報に出会い、整理され、アイデアが湧き、行動が見えるのです」

 


コーチングの『聴く』とは、『相手にフォーカスして聴く』ということです。相手にフォーカスして聴くとは、自分の心の中で聞こえるいろいろな声を手放し、相手の『心の景色』を見ることなのです」

 


「過去の経験の蓄積という潜在意識から『新しいつながり』を創造するのがコーチングであると言えます。ですから、過去を丁寧にきき、未来へつなげていくというプロセスがそのための鉄則と言えます」

 


「『人間には無限の可能性がある』ということは、コーチングのスタートで学ぶことです。これは『誰でもこの枠を手放し、自分を変革できる』という意味であると私は解釈しています」

 


【出典】
『プロのコーチング・スキル』

 


【感想・論評・補足】
播磨氏の著書を読むとコーチングとは何か?が分かる一助となり有り難い。読みやすい本である。

 


経歴(プロフィール)
■播磨早苗(はりま・さなえ)
株式会社フレックスコミュニケーション代表。HBC北海道放送アナウンサー歴任。著書『目からうろこのコーチング』など