2020-04-25 佐野眞一 佐野眞一の名言・語録3件(ノンフィクション作家) 「ノンフィクションは主人公より、時に本道を外れた脇役によって輝く文芸である。脇役の陰が濃くなければ、主人公の輝きも増さない。私はそう信じてこれまでノンフィクションを書きつづけてきた」 「鳩山家の富を象徴するのは、東京・文京区音羽の高台に建つ通称『音羽御殿』である。総敷地面積はおよそ6600平方メートル(約2千坪)あり、そこに地下1階、地上3階の洋館が建っている」 「石橋家の莫大な財産を語るとき、よく引き合いに出されるのは正二郎の長男の幹一郎が死去したとき、1135億円の相続税が課せられたことである。これは史上最高額で、松下幸之助の856億円をも上回る」 【出典】『鳩山一族 その金脈と血脈』 【感想・論評・補足】日本一のノンフィクション作家といえば猪瀬直樹か佐野眞一であろう。二人の共通点は徹底的な調べ屋であること。95%のインプットに対して5%のアウトプット、恐らくこんな感じであろう。徹底的に調べたうえでのアウトプットは読者に対する説得力、信用度が極度に高くなる。そこが二人の魅力である 経歴(プロフィール)▇佐野眞一(さの・しんいち)日本のジャーナリスト、ノンフィクション作家。1947年1月29日、東京で生まれる。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務を経てンフィクション作家に