本田宗一郎
本田宗一郎 名言・語録24件
(ホンダ創業者)
「常識は破るためにある」
「創意工夫は苦し紛れの知恵である」
「成功とは99%の失敗に支えられた1%である」
「私はずいぶん無鉄砲な生き方をしてきたが、私がやった仕事で本当に成功したものは、全体のわずか1パーセントにすぎないということも言っておきたい。99パーセントは失敗の連続であった。そしてその実を結んだ1パーセントの成功が現在の私である」
注釈:『私の履歴書』の最後に出てくる一文
「同じ時間で成功するにしても、その内容は、一度で成功した者よりも、十回失敗した人のほうが豊かだと思うよ」
「どんなに機械や技術が進んでも、最後の決め手になるのはホットな、温かい人間味、人間関係である」
「未知の世界の探求というものは、私は人生最大の楽しみの一つだと思う」
「人に迷惑かけるということだけはつつしんできたな」
「成功したその日から、次の目標に向かって前進していかなければならない」
「困難は大きければ大きいほど、それをやりとげたときの喜びも大きい」
「苦労したときに体得したものが、世の中が変わり、大きな問題に直面したとき生かせる」
「速いということが絶対のサービスである」
「製品は絶対に嘘はいわない。いい訳もしない」
「メーカーにとっては、製品の一つがそのメーカーのすべてである」
「製品というものは、正直なものだ。製品にメーカーの思想も、そのまま表現されている」
「私がもし、あえて自分のすぐれた点を探すとすれば、他の人の立場、気持ちを考えて仕事を進めたこと、そして多くの人にかわいがられ、協力してもらえたことではないだろうか」
「人間にとって大事なことは、学歴とかそんなものではない。やはり他人から愛され、喜んで協力してもらえるような、徳を積むことである」
「大衆が双手を挙げて絶賛する商品は、大衆のまったく気のつかなかった楽しみを提供する、新しい内容のものでなければならない」
「結局、ぼくの特徴は、ざっくばらんに、だれにでも聞くことができるということではないだろうかと思う」
「人種や家柄や学歴などで人間を判断することを、私は今日まで、徹底してやらなかった」
「人の一生というのは、どんなに強い人でも誰かに助けられなければ生きていけないものだ。生まれたばかりの赤ん坊にしても、だんだん身体が不自由になる老人にしても、助け合いの連鎖の中に生きているのである」
「私は、日本語が持っているリズミカルなこころよい語調が好きだ。そして、何世紀にもわたって使いこまれてきた言葉の中に、人間の深い知恵が宿っているところも好きだ。なるほどな、と納得するたびに、言葉の持っている命のようなものを感じるのである」
「ラジオ、テレビ、映画、読書、そして職業の違う多くの人たちとの交際、すべてが勉強である。自分の知識を与えるかわりに、人にも知識をわけてもらう努力をすることが、これからますます大切だと思う。うかうかしていると、社会にも仕事にも取り残されてしまうだろう」
「人間には勉強が一生ついてまわる。学ぶ心は常に意欲的に保たなければならない。学ぶことは、前進することである。向上することである」
【出典一覧】
『私の手が語る』
『得手に帆あげて』
『やりたいことをやれ』
『本田宗一郎からの手紙』
『本田宗一郎「一日一話」』
【感想・論評・補足】
本田といえば、破天荒で底知れぬバイタリティが魅力だが、非常に律儀な面もある。例えば、時間は必ず守るのであるが、パーティとかでも遅れて行ったことはないという。これには恐れ入る
経歴(プロフィール)
■本田宗一郎(ほんだ・そういちろう)