名言・語録・格言

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松平康隆

松平康隆 名言・語録3

(バレーボール全日本監督)

 

 

「同じ思いでかたまった組織は、ぐんぐん成長するではないか。実際伸びている会社は、強烈な個性をもったリーダーがいて、そのイズムがすみずみまで浸透している」

 

 

ミュンヘンのオリンピックで優勝できたほんとうのエネルギーは何か、と問われたら『15人を一つの同じ思いにすることができたことだ』と断言できること。これを松平教とか松平イズムだと言うつもりはありませんが、少なくとも全員が、生涯に一度はやってやろうという共通の場がミュンヘンだった」

 

 

「一言でいえば全員がどうしても勝ちたかったのです。それをすべての行動のエネルギーにしたチームが出来上がったのです。そして、急速に実力を伸ばす結果となってあらわれた」

 

 

出典『リーダーの哲学』

 

 

【感想・論評・補足】

1972年、松平はバレーボール全日本男子代表監督として、オリンピックミュンヘン大会で金メダルへと導いた。その一番の要員として、『15人を同じ思いにすることが出来たこと』を挙げている。このことは会社経営でも同じことがいえるだろう。経営者が明確なビジョンを掲げ、それに向かって社員が一致団結している会社は必ず発展する。ロマンや夢を語り、皆を一つにまとめることが出来るリーダーが真のリーダーといえよう

 

 

経歴(プロフィール)

松平康隆(まつだいら・やすたか)

1930年~2011年】日本のバレーボール全日本選手、バレーボール全日本男子代表監督。1972年、オリンピックミュンヘン大会では男子バレーボール監督として準決勝での大逆転を経て金メダルへと導いた。松平は旧加賀藩士で家老職をつとめ、幕末には数年間小松城代をつとめた松平大弐家の血を引く家系であった