佐野尚見 名言・語録8件
(松下政経塾理事長)
「松下幸之助という経営者は、経営理念というものをとことん大切にしていました」
「いま、あらためて松下政経塾の使命を考えますと、将来を担うリーダーの育成とともに、この『国是』の研究・提言が、政経塾および塾のOBに課せられた責務であると考えます。そして松下が思い描いた夢の『かたち』をしっかりと把握することの必要性を、あらためて感じております」
「私自身も、松下幸之助が創業したパナソニックにて、43年間、仕事をしてまいりました。企業の経営にとっての経営理念、創業の志の重要性を身にしみて深く実感している者であります」
「松下幸之助が政経塾に託した国家経営の基本方針たる国是の研究・提言は、大きく分けて2つあります。それは、『無税国家』『収益分配国家』と『新国土創成』です」
「まさに『国家百年の大計』であります」
「資本の関係はありませんが、パナソニックは『ものづくり』で、PHPは『理念研究とその普及・実践』で、政経塾は『日本のリーダー育成』をもって、日々活動を続けています」
「そのいずれもが、最終目的は同じであり、繁栄による平和と幸福の実現を目指しています」
「背景には一貫して、人を大事にし、家族を大事にし、故郷を大事にし、国を大事にし、世界を大事にする、塾主の思想・哲学が流れております」
【出典】
【感想・論評・補足】
松下政経塾から総理大臣、政治家、経営者、教育者、文化人と多くの人材が輩出されるようになった
経歴(プロフィール)
■佐野尚見(さの・たかみ)
松下政経塾の塾長、理事長を歴任。1943年4月生まれ。神奈川県出身。早稲田大学第一政治経済学部卒業。松下電器産業株式会社へ入社。電池本部へ配属。PHP研究所へ出向。松下電池工業株式会社取締役。松下電器産業株式会社取締役。副社長。松下政経塾塾長、理事長