中川一政
中川一政 名言・語録8件
(美術家、歌人)
「今打った手がいまに効いて来る。今は誰にもわからない」
「愚かなる者、汝(なんじ)の足元を掘れ、そこには大いなる泉が湧き出す」
「項羽は人間修養をしている。剣にも書にも縛られない。私は項羽の書に期待する」
「人は東西を結ぶ一線と古今を結ぶ一線の交わる一点に生まれる」
「一つ山を登れば、彼方にまた大きな山が控えている。それをまた登ろうとする。力つきるまで」
「生きていなければ駄目だ。水の流れる如くたえず勉強していなくてはだめだ」
「人に教えられたものは身につかない。自ら探して得られたものだけが自分の力になる」
「勉強などというものは、喉が渇いて水を求めるようなもので、渇いていれば身になるし、渇いていないのにはたから無理に飲ませても害になるばかりで身にならない。渇望を待つより他ない」
【出典】
『生きる力になる言葉』藤尾秀昭
【感想・論評・補足】
中川は97歳まで生きたが、晩年まで創作活動を続けた。最後まで現役を貫いたが、その根底には終生勉強、終生修養というものがあったのだろう
経歴(プロフィール)
■中川一政(なかがわ・かずまさ)
【1893年~1991年】日本の洋画家、美術家、歌人、随筆家。絵画作品 「漁村凱風」「薔薇」「箱根駒ケ岳」等。和歌 1961年に歌会始の召人となり詠進した。97歳と長命であったが、晩年まで創作活動を続けた。1893年2月14日、東京市本郷で生まれた