岡野あつこ
岡野あつこ 名言・語録9件
(離婚カウンセラー)
「熟年離婚に限らず、私は離婚という選択肢を否定するつもりはありません。でも、私も経験してきたその選択は、そう容易なものではないことをよく理解していただきたいというのが、離婚経験者であり、数々のケースに触れてきた離婚カウンセラーとしての私の望みです」
「離婚するとどうなるのか、とりわけ、実生活が営んでいかれるのか。老後に向けて、経済的に窮しないことは、とても重要なファクターなのです」
「逆に言えば、経済的に窮地を迎える可能性がある場合には、離婚はしないほうがいいということなのです」
「多くの人は、離婚をしたとたんに経済的な窮地に陥る可能性があると思わなくてはなりません」
「若い時代なら、とりあえず実家に戻るというのが経済的なことを考えると、最も無難な方法と言えます。しかし、熟年層になっていると、そういう決断をできるケースは少ないでしょう」
「女の一生は、波乱万丈だからこそ強くなれるのです」
「モーパッサンの『女の一生』のように家族の犠牲になって悲惨な人生で終わることになるのか、愛に生きた宇野千代さんのように成長し続け、優しく美しい女性として一生を終えるのか、それはあなた次第なのです」
「私は、幼い頃から、負けん気が強くて、その上とても運がよかったので、今日までやってこられたのだと思います」
「人生はなにが起こるかわかりませんから、刻一刻と状況が変化していることも考慮しなくてはならないのです」
【出典】
『妻のための熟年離婚とお金の話』
【感想・論評・補足】
離婚の最大のリスクは、経済的な窮地に陥ることだという。芸能人で離婚が多い理由の一つは、妻も経済的に独立しており、離婚しても生活に困らないということがあるだろう
経歴(プロフィール)
■岡野あつこ(おかの・あつこ)
日本の夫婦問題研究家、離婚カウンセラー、NPO法人日本家族問題相談連盟理事長。国際魅力学会副会長。1954年8月5日生まれ。埼玉県出身。埼玉県立浦和第一女子高等学校、立命館大学産業社会学部(職業心理学専攻)卒業。新聞、雑誌などマスコミからも広く関心をもたれるプロフェッショナルなカウンセラーとして、恋愛、結婚、離婚など、人生における大きな問題について幅広いカウンセリングを行っている