安倍晋三 名言・語録11件
(内閣総理大臣)
「美しい国へ」
「内閣が崩壊するときは、内部から崩れることが多い」
「わたしは政治家を見るとき、こんな見方をしている。それは『闘う政治家』と『闘わない政治家』である」
「『闘う政治家』とは、ここ一番、国家のため、国民のためとあれば、批判を恐れず行動する政治家のことである」
「『闘わない政治家』とは、『あなたのいうことは正しい』と同調はするものの、けっして批判の矢面に立とうとしない政治家だ」
「わたしは、つねに『闘う政治家』でありたいと願っている」
「いま、日本は、国家として溶けつつある。尖閣諸島問題を見ろ。北方領土問題を見ろ。北朝鮮の拉致問題を見ろ。政治家として、このまま黙って見過ごしておくわけにはいかない。おれは出るよ。もし今回失敗しても、次の総裁選に出馬するよ。負ければ、また次に挑戦する。おれは、自分の名誉や、体のことなんて構いはしないんだ。国のために、おれは戦いつづけるよ」
注釈:1回目の総理の時は体調不良のため政権を投げ出す形で辞任したが、民主党政権の無責任な政治を見て、安倍は昭恵夫人にこのように語った
「70年談話では、国際社会の潮流の変化に日本も、当初は足並みをそろえていたが、次第に進むべき進路を誤り、戦争への道を進んでいったということが書かれてあるのです。これが、いちばん大きなメッセージです」
「未来に思いをはせれば、戦後生まれの世代が、今や人口の8割を超えています。あの戦争には何の関わりのない子や孫、その先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」
「むしろ、わたしたちがすべきことは、日本が戦後国際社会に復帰できた寛容の心と、和解に力を尽くしてくれた人々への感謝です」
「そして、歴史の教訓を深く胸に刻み、より良い未来を切り拓いていく。その責任を果たしていくことだと考えています」
【出典一覧】
『美しい国へ』
『安倍官邸『権力』の正体』大下英治
【感想・論評・補足】
一度は政権を放り出す形で辞任した安倍だが、再び政権に復帰ができた。復帰できただけではなく長期政権となった。当初は消去法で、運良く安倍が政権に復帰できたと思われたのだが、なぜ長期政権を維持できたのか、今後の研究対象となるだろう。安倍を支える側近達によると、安倍総理には、『なんとなく支えたい』と思わせるものがあるのだという
経歴(プロフィール)
■安倍晋三(あべ・しんぞう)
日本の政治家。衆議院議員。内閣総理大臣。神戸製鋼所勤務。1954年9月21日生まれ。成蹊小学校、成蹊中学校、成蹊高等学校を経て、成蹊大学法学部政治学科を卒業