出雲充
出雲充の名言・語録3件
(ユーグレナの創業者)
「『ミドリムシの食品で人と地球を健康にし、バイオ燃料で地球環境の改善に貢献したい』と思って経営しています』
「ミドリムシは植物と動物の両方の特性を併せ持った生き物で、様々な栄養要素を生み出すことができます。植物と同じように光合成をするので、二酸化炭素を削減してくれます。しかも、光合成の結果、体内にできた脂肪を精製すれば、燃料を作り出すことができるのです」
「大学生のとき、貧困層に資金を融資するビジネスを手掛けている、バングラディッシュのグラミン銀行をインターシップ(就業体験)で訪れました。日本で何一つ不自由ない生活を送っていた私にとって、バングラディッシュの実情は衝撃でした。米などはあっても、野菜や肉などが極端に不足しているので、子供たちが栄養失調で病気にかかっていました。一方、日本では食事を残して捨てて、栄養過多で太っている人がいるにもかかわらず。このアンバランスな光景を見たときに、『いつか何とかこの問題を解決したい』と考えました」
【出典】
『「いい会社」ってどんな会社ですか?』
【感想・論評・補足】
出雲社長は『地球を健康にし、バイオ燃料で地球環境の改善に貢献したい』と壮大なビジョンを掲げている。このような経営者が増えれば、日本だけでなく世界の人類が幸せになるであろう。
経歴(プロフィール)
■出雲充(いずも・みつる)
日本の実業家。社会派起業家。ミドリムシ(学名 ユーグレナ)の研究・生産を行うバイオベンチャー企業株式会社ユーグレナの創業者。1980年、広島県呉市で生まれる。東京大学農学部卒業