名言・語録・格言

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八代英太

八代英太の名言・語録7
(第65・66郵政大臣

 


群馬県選出の小渕さんの東京の住まいは、私の選挙区と同じ北区の王子本町であった」

 


「私はまっ先に、手話を交えて、就任のあいさつを行った。おそらく、手話を交えた大臣の就任あいさつは、憲政史上初めてのことだろう」

 


「私は一貫して『向こう三軒両隣の福祉』を標榜してきた。その意味するところは、障害者を特別視せず、普通に当たり前のように日常の中で障害者と健常者とが、手と手を取り合える社会ということだ」

 


「障害者は自らの障害を克服する宿命と社会のバリアを越えてゆかなければならない二重のハンディキャップがある」

 


車いすでは国会見学できなかったように、障害者にとって、社会には多くのバリアがある。また、障害者に対して哀れんだり、蔑んだりする『心のバリア』というものがある」

 


車いすの生活を余儀なくされて、私は社会とはどういうものか、福祉はどうあらねばならないかを知った」

 


「当時は『バリアフリー』と言う言葉はなかったが、この言葉が、以後、心にやきついている」

 


【出典】
八代英太車いす郵政大臣奮戦記』

 


【感想・論評・補足】
今でこそ、身体障害者用のトイレ設置や段差の解消などバリアフリー化が進んでいるが、すべて八代英太先生が手掛けたもの。八代英太という政治家がいなければ恐らく日本のバリアフリー化はもっと遅れていたであろう

 


経歴(プロフィール)
八代英太(やしろ・えいた)
日本の政治家。アナウンサー。タレント。大学教授。本名は前島英三郎(まえじま・えいざぶろう)。郵政大臣(第65・66代)、参議院議員(3期)、衆議院議員(3期)を歴任。1937年6月2日、山梨県東八代郡八代町に生まれる