吉田沙保里 名言・語録15件
(女子レスリング)
「夢は大きく口にしたほうがいい」
「常に向上心を!」
「練習はウソをつかない」
「自分が強くなれたのは、練習の積み重ね」
「自分は今日まで、世界中の誰よりもたくさん練習してきた。だから、自分より練習していない選手に負けるわけがない」
「この気持ちが、自信となります」
「練習でしか、自信はつかめません」
「『前人未到』。これまで誰も到達した者がいない領域。私はこの言葉が大好きです」
「誰もやったことがないことに挑戦するのは、ものすごい快感です。何だかとっても興奮します。まだ誰も見たことがない風景、まだ誰も足を踏み入れたことがない地は想像するだけでワクワクします」
「しかし、前人未到の領域ではすべてが人類にとって初。もはや誰からも学ぶことはできません。すべて自分で考え、自分で切り開いていかなければなりません。孤独な戦いがどこまでも続くでしょう」
「それでも、私は臆病にならず、躊躇せず、突き進んでいく覚悟です。どこまでも、どこまでも」
「私は100年かかっても、200年かかっても誰にも破られない、とてつもないものすごい記録を残したい。自分ががんばって築き上げた記録、数字というのは永遠に残り、不変ですから」
「私は30年近くレスリングをやってきて、最近思うことがあります。それは、強くなるのは道場やトレーニング施設だけではないということ」
「あらゆるところに、学ぶべきことがあります。本を読んでいるときも、テレビや映画を見ているときも、記者さんたちに取材していただいているときも、テレビやラジオの番組に出させていただいているときも、講演やイベントでお話しさせていただいているときも、どなたかと対談などさせていただいているときも」
「謙虚に学ぼうとすれば、いろいろなことが吸収でき、それが強さとなっていく。人間の可能性は無限大ですからね。どこまでも成長し続けることができるはずです」
出典『明日へのタックル』
【感想・論評・補足】
吉田のメンタルの強さは、誰にも負けない練習量にあるようだ。そして、道場やトレーニング施設以外にも謙虚に学ぶ気持ちがあるのもより強くするのだろう。『われ以外みな師』
の姿勢には恐れ入る
経歴(プロフィール)
■吉田沙保里(よしだ・さおり)
日本のレスリング選手・指導者。女子レスリング個人で世界大会16連覇、個人戦206連勝を記録し、「霊長類最強女子」の異名を持つ。2012年には13大会連続世界一でギネス世界記録認定、国民栄誉賞受賞を成し遂げた。紫綬褒章受章者。1982年10月5日、三重県津市で生まれる