岡田卓也
岡田卓也 名言・語録15件
(イオングループ創業者)
「小売業は平和産業である」
「小売業の繁栄こそ、平和の象徴である」
「小売業は真剣勝負の連続である」
「小売業は毎日毎日、お客さまに接する。まさに人間産業だ」
「もし、人の道にもとるようなことがあれば、企業は一気に衰退する」
「焼け残った土蔵で若き日の父の情熱に触れ、自らも小売業に生きようと志を立てた」
「社名や店舗や本社や人は変わっても『お客さまを原点に、平和を追求し、人間を尊重し、地域社会に貢献する』というイオンの理念は不変だ」
「小規模の段階で革新を行うのはそんなに難しいことではないが、規模が大きくなればなるほどものすごい力が必要になる」
「しかし、思い切った革新を行わなければ、企業は必ず衰退する」
「同時に、規模の大小にかかわらず、どんな企業でも、倫理観を失ったときが一番危ない」
「『大黒柱』という単語を広辞苑で調べると家の真ん中にあり、家や団体の支えになるものと書いてある。動くこと、揺らぐことのないという意味で用いられる」
「ところが、岡田屋には『大黒柱に車をつけよ』という家訓がある。不思議に思われることがよくあるが、不易なものだと確信している。わかりやすく言うと、『お客の変化に柔軟に対応すべし』ということだ」
「江戸時代、日野城主・蒲生氏郷が三重の松坂を訪れた折、多くの近江商人も同行し、日野町という名前の商人の街をつくった。現在もある、松坂市通り日野町商店街である」
「戦前は繊維産業が日本の基幹産業であり、カネボウや東洋紡績が日本で最大の企業だった」
【出典一覧】
『岡田卓也の十章』
『小売業の繁栄は平和の象徴(私の履歴書)』
【感想・論評・補足】
岡田は『小売業の繁栄こそ、平和の象徴である』と語るが、確かに紛争地や治安の悪いところでは小売業は成り立たない。店に品物が届くまでに略奪に遭うかもしれないし、店に強盗や盗む人が多ければ成り立たない。小売業が栄えるのは平和の象徴というのは納得のいく話である
経歴(プロフィール)
■岡田卓也(おかだ・たくや)
日本の実業家。イオングループ創業者。四日市岡田家の7代目当主。日本の小売業を代表する企業に育て上げた。 1925年9月19日、三重県四日市市の老舗呉服商・岡田屋6代目の岡田惣一郎の長男として誕生