小笹芳央
小笹芳央の名言・語録9件
(リンクアンドモチベーション創業者)
「ひとりひとりの本気がこの世界を熱くする」
「モチベーションエンジニアリングによって組織と個人に変革の機会を提供し意味のあふれる社会を実現する」
「人事異動にとって大切なのは、『高い納得感がそこにあるかどうか』です」
「私は人事異動を、『経営者の最大のメッセージ』と考えています」
「人事異動によって、現場は『なるほど、あの人が昇格するんだ。会社は今、こういうベクトルのほうに舵を切っているんだな』とか『こういう実績を上げた人を、やっぱり評価しているんだな』というメッセージを受け取ります」
「逆に、ここでもし経営者の私情が絡んで、たいした実績もないのに経営者にかわいがられている人を引き上げたりすると、『結局、情実がまかり通る会社なんだ』というメッセージを、社員に送ることになってしまいます。これは絶対に避けなければなりません」
「長く続いた組織には、大抵、語り継がれる神話や武勇伝があるものです。じつは、そうした神話や武勇伝は、一般的に文言化されているビジョンや経営理念よりもずっと、その組織の文化やDNAの形成に強い影響力を持っています」
「自分の住む国や所属する会社の歴史や伝統を知るのは、とても大切なことです。知ることで『なぜ今の状態に至ったのか』、そして『今後はどちらの方向に向かっていくべきか』を考える指針が得られるからです」
「今の会社があるのは、先人たちのさまざまな取り組み、努力、想い、そして外部の方からの支援などのご縁があったからです。そのリレーのバトンを受け継いでいるのだという意識を持たずに判断を下していると、確実に道を誤ります」
【出典一覧】
『リンクアンドモチベーションHP』
『松下幸之助に学ぶ モチベーション・マネジメントの真髄』
【感想・論評・補足】
小笹は2000年4月に世界初の「モチベーション」にフォーカスした経営コンサルティング会社、リンクアンドモチベーションを設立し8年で同社を東証1部に上場させた。なんともしびれる経営者である。
経歴(プロフィール)
■小笹芳央(おざさ・よしひさ)
日本の実業家。株式会社リンクアンドモチベーション創業者。組織人事コンサルタント。企業改革コンサルタント。1961年生まれ。大阪府出身。大阪府立住吉高等学校、早稲田大学政治経済学部を卒業後、1986年リクルートに入社し、人事部で採用活動などに携わる。2000年4月、株式会社リンクアンドモチベーション設立し代表取締役社長に就任。設立8年で東証1部に上場