名言・語録・格言

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宮本直和

宮本直和の名言・語録5件
追手門学院大学教育研究所員)
 
 

「昭和7、8年から、松下電器は世界的に有名な『朝会』を始めた」
 
 

「今や『朝会』は、ハリウッド映画で日本企業を登場させる時の典型的な風景となっている。そんな中でも世界的に有名なのが、『思い』を伝え合う松下電器の『朝会』である」
 
 

松下幸之助氏は、松下電器産業の社内で、『朝会』の時、同時に2人のスタッフに筆記記録をとらせていたのである」
 
 

「何ゆえに、松下幸之助氏は、松本邦次氏ともう一人別の松谷氏に、『朝会』の話を記録させたのか。実は、二つの記録を二人の担当者にとらせて、説得力がある方、話の筋道がとおり、話の内容にインパクトがある方を記録に残させた訳である」
 
 

昭和8年5月15日から昭和16年7月30日までの『朝会』の講話、約8年間に228回分を集大成して、『社主一日一話』(PHP研究所刊)として、発刊した」
 
 
 
【出典一覧】
松下幸之助が今の時代に伝えたいこと』
松下幸之助に学ぶ成功の極意 『思い』の技術』
 
 

【感想・論評・補足】
宮本氏は平成11年の夏にPHP研究所の『朝会』に参加している。また40日間にわたって松下幸之助研究の総本山、PHP研究所研究本部で、松下幸之助に関する貴重な文献の数々を閲覧する機会を得ている。普通の人にはなかなか立ち入ることの出来ない領域である。宮本氏の著書から、松下幸之助がいかに『言葉』を大事にする経営者であったかを知ることが出来た。有り難い著書である
 
 

経歴(プロフィール)
■宮本直和(みやもと・なおかず)
山口県生まれ。高知大学卒業。大阪教育大学大学院修了。追手門学院に勤務。追手門学院大学教育研究所員などを兼務。著書多数