名言・語録・格言

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中島孝志

中島孝志 名言・語録7

自己啓発書作家・評論家)

 

 

「創業者の書いた本など読むものではない。霊験あらたかな特効薬と勘違いする人が多いけれども、どう考えたって、これは毒薬に決まっている。消化不良の腹痛くらいですめばいいが、たいていは激しい副作用に際苛(さいな)まれることしかり」

 

 

「万能薬と勝手に思い込んであれこれやった挙げ句、手ひどいしっぺ返しを喰らって終わり」

 

 

「創業者なんて種族を、そもそもあなたと同じ人間と考えるから間違えるのだ」

 

 

「人のやらないことばかりやろうとする。子どもの頃から『協調性なし』と内申書に書かれる奇人変人の類。まかり間違っても中間管理職の資質はゼロ。『社長しかできない』という連中なのだ」

 

 

「山が高ければ高いほどやる気を失うのが常識人だとすれば、高ければ高いほど燃えるのが創業者なのだ」

 

 

「人に任せず、すべてを自分でやってしまう経営者。これをわたくしは『従業員社長』と呼んでいる」

 

 

「経営者のくせにいちばん大切な経営の仕事をしていない。従業員のすべきことを自らやっては、忙しい忙しいを連発して勝手に忙しがっている。器用貧乏になるのが落ち。とても経営者ではない。もちろん、こんな経営者には従業員と同じ賃金でいい」

 

 

出典『ほんとうは失敗続きだった「経営の神様」』メトロポリタンプレス

 

 

【感想・論評・補足】

中島の魅力はインプットの量。読書は年間3000冊ペースだという。それだけに中島の言葉には説得力がある

 

 

経歴(プロフィール)

中島孝志(なかじま・たかし)

日本の評論家、自己啓発書作家。1957年、東京都で生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業、南カリフォルニア大学大学院修了。出版社勤務を経て独立。経営コンサルタント、経済評論家、ジャーナリスト、出版プロデューサー、大学・ビジネススクール講師など