松本順（経営心理研究所）

松本順の名言・語録4件
（経営心理研究所）

 

 

「ヒントを自分の専門の分野で見つけようとするとうまくいかない。ヒントはむしろ専門外のところから見つけることが大切なのである」

 

 

「というのは、創造性というものは、今までにないものを生み出そうとすることであるから、従来の考えを打ち破っていかねばならない」

 

 

「ところが、あることの専門家というものは、いつも同じことをやっているから、考え方がだんだんと型にはまっていく。このためにアイデアが出なくなってしまう」

 

 

「だいぶ前のことだが、目標管理という言葉が、新しい経営手法として騒がれたことがあった。ところが、松下幸之助はこんな経営手法が輸入されるはるか以前から、必要に応じてこの手法を自分で発見し、日常、これを活用して事業を発展させ、人材を育成してきているのである」

 

 

【出典】
『松下幸之助の人の育て方』

 

 

【感想・論評・補足】
松下幸之助は日本で最初に事業部制を行ったことで知られるが、『目標管理』も独自に開発していたとは驚きである

 

 

経歴（プロフィール）
■松本順（まつもと・じゅん）

昭和16年、東京大学経済学部卒業。大学在学中から心理学に興味を持ち、心理学の研究に没頭。戦後、新聞記者、経営コンサルタントを経て、昭和36年、経営心理研究所を創設、実践経営心理学のパイオニアとして、以来、千数百社の経営者、中堅幹部の指導に当る。著書『人を見抜く』（PHP研究所）はベストセラーに